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バーゼルの建築

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バーセルでのザハ・ハディド、ミラー&マランタ、ディーナー&ディーナー、マリオ・ボッタたちの建築を紹介します。クリスチャン・ディルの養護施設は、入居者の為にとことん考えられた設計になっていて、ちょっと感動しました。最後に街の記憶も紹介します。

 
環境センター(1995) ザハ・ハディド

ザハ・ハディドは1950年、イラク、バグダッド生まれ。
2004年、建築界のノーベル賞とも呼ばれるプリツカー賞を女性ではじめて受賞しました。
重力に逆らうような設計スタイルが特徴です。
最近ではBMWライプツィヒ工場を設計してます








 


















敷地内にあったユニークな建物。



木造の養護施設 クリスチャン・ディル











 





建築家、Christian Dill氏に施設内を案内していただきました。
導線など、
とてもよく考えられて設計されている施設です。




ボルタ校舎(2000) Miller&Maranta(ミラー&マランタ)

キントゥス・ミラーは1961年、アーラウ生まれ。ETHチューリッヒで建築を学びました。
パオラ・マランタは1959年、クール生まれ。1990年、ローザンヌのIMDで経営管理学を修了後、1991年から1994年にかけてチューリッヒのマッキ ンゼーで経営コンサルタントをしていました。
2人は1994年、共同してバーゼルに事務所を設立します。








 

 









 

 

 





シンプルでかっこいい学校ですね。



 
ノバルティス・ビルディング ディーナー&ディーナー

製薬会社ノバルティスのヘッドオフィスビルを担当。訪問時、まだ建築中でした。


















ビズ国際決済銀行 マリオ・ボッタ

マリオ・ボッタは1943年、ティチーノ州、メンドリージオ生まれ。世界で活躍している建築家のひとり。
この建物はバーゼル市内の中心部に位置していて、ランドマーク的な存在になってます。










ジャン・ティンゲリー美術館(1996) マリオ・ボッタ





























ヴィトラ美術館(1989) フランク・O・ゲーリー

ちょっと国境を越えてドイツへ。少しだけヴィトラ美術館でしたが修繕中でがっかり。








 



 






安藤忠雄設計の会議室。
そのほかザハ・ハディドの元消防署、ヘルツォーク&ド・ムーロンがデザインしたヴィトラハウスなどが敷地内にあります。





バーゼル大聖堂

旧市街の中心地に聖堂はあります。
12世紀ごろに建てられた当時はロマネスク様式の聖堂でした。その後14世紀に起きた地震によって破壊され、
現在の聖堂はゴシック様式で再建されたものです。
赤い砂岩で築かれた壁と、色とりどりの屋根瓦と2つの塔をもつ大聖堂は街のランドマークとなっています。
内部はプロテスタント系の聖堂らしくきわめて質素なデザインになっています。



















バーゼルの記憶




バーゼル市内は、トラムでの移動が便利です。




 
 







 








 





Tabi/世界の建築 2010年6月
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