セント・ヤコブ・パークは、ボコボコと飛び出した半透明のポリカーボネートで覆われています。併設部はコンクリートをくり抜いたようなPC板が貼ってあり、スタジアムに比べて対称的な印象です。
シグナルボックスはバーゼル駅の信号舎。同じデザインのものが2箇所あります。銅の雰囲気も鉄道になじんでみえました。
セント・ヤコブ・パーク(サッカースタジアム)(2003) ヘルツォーク&ド・ムーロン
日本の中田浩二選手が所属していたFCバーゼルの本拠地スタジアムです。
シグナルボックス(1994) ヘルツォーク&ド・ムーロン
内部の電子機能を保護するため、絶縁体に幅20cmの銅板を使用。
外観を構成する、細かく巻かれた銅版のねじれが、見上げる角度・天候などによって、微妙な表情を見せてくれます。
1995年竣工のヘルツォーク&ド・ムーロン設計、バーゼル機関車車庫。
シグナルボックスから振り返ると見える位置関係です。