フランスの首都であるパリは、ニューヨーク、ロンドンなどと並ぶ世界有数の都市のひとつです。
市内をセーヌ川が貫く地形で、ノートルダム大聖堂などがあるシテ島を中心に発展しました。現在では「花の都」「芸術の都」などと呼ばれていて、世界屈指の観光都市であり、観光が大きな産業になっています。
凱旋門「エトワール」(1836) <シャルル・ド・ゴール広場>
たいへん見慣れたアングルショットですね。
新凱旋門「グランド・アルシュ」(1989) J. O. スプレッケルセン+P. アンドリュー <副都心デファンス地区>
グランド・アルシュはフランス革命200周年記念日にサミット開催場として建てられました。
現在は整備開発省や民間企業がオフィスとして使用しており、そのスケールは 幅106メートル、高さ110メートルとエトワール (幅45メートル、高さ50メートル)の2倍以上あります。
本当は戦勝記念碑して建てられるはずの「凱旋門」なのですが、日本ではエトワール凱旋門があまりにも有名で、固有名詞化していたため、実際は凱旋門ではないグランド・アルシュまで「新凱旋門」と訳してしまったようです。
グランド・アルシュはカルーゼル凱旋門、ルーヴル美術館、エトワール凱旋門と並んでシャンゼリゼ通りの延長線上にありますが、
建物自体は少しだけ横向きに建っています。
デファンス地区は高層ビルが立ち並び、パリ20区内とは全く違う雰囲気です。
ノートルダム寺院(大聖堂)(1163) <シテ島>
初期ゴシック建築の代表作。
尖塔アーチが綺麗ですね。
国立図書館(1875) アンリ・ラブルースト、ジャン=ルイ・パスカル
リシュリュー通りの旧館には、連続する丸天井が印象的な印刷本閲覧室があります。
現在、ビブリオテーク・ナショナルのうち版画・貨幣などのデパルトマンと、古文書学校附属図書館、国立美術史研究所の3館が入居しています。
パリの街並み
オペラ座。
コルビュビエがパリで提唱した「輝く都市」が、ここに存在してたら、もっと楽しかったかな。
Bel Ami Hotel Paris <デザインホテル>