近代建築の巨匠として、インターナショナル・スタイルを目指したル・コルビュジエは、建築史的にもモダニズム建築の第一人者としてのイメージが大勢でしょう。 しかし晩年の作品でノートルダム・デュ・オー礼拝堂(ロンシャン礼拝堂)は、それが本当の彼なのか、曲線を多用した彫刻的造形になっています。訪れた時は大変ショックを受けました。